WEBインタビュー 写真家・高橋 宗正さん
被災者の“思い出”修復 -写真展「Lost&Found」-
2012/02/08
「ボランティアで縁のできた山元町に対し、金銭面でも何かしたいという思いもあった。 ボランティアで知り合った仮設住宅の自治会役員は、自らも被災者でありながら自腹を切って自治会を運営していた。 写真展会場ではポスター販売やチャリティーを募り、自治会費として寄付するつもりだ」
展示会場に置かれた津波被害を受けた写真アルバム
■ 「写真ってたいしたものだな、と」
-- 「思い出サルベージプロジェクト」 ではどういった仕事を。
「大量の写真を効率よく複写するためのシステム構築を手伝った。 作業場が被災地の病院の一角だったため、電気をあまり使わないよう自然光で複写できる仕組みを考えた。 自分の作品でも自然光を使った撮影は得意なので、違和感はなかった。 友人も手伝いに来てくれたが、全員が 『プロジェクトに参加し、写真を見ることができて良かった』 と話していた」
--観客の反応は。
「多くの人が足を運んでくれている。 訪れた人が 『私の写真です』 と名乗り出るなど、何人か持ち主が見つかった」
展示された写真を見る来場者
--写真を探しにくる人の様子は。
「驚いたのは、被災して生活もままならない状況でも、多くの人が写真を必死に探していること。 普段は家のあちらこちらに何気なく置いてある写真でも、実は、代わりのきかない家族の記憶や記録になっている。 写真ってたいしたものだな、と改めて感じた」
--今後の予定は。
「3月8日から25日まで、ロサンゼルスでも 『Lost&Found』 を開催する予定だ。 写真であれば、外国人にも被災地の状況が伝わりやすいのではないかと思っている」 (おわり)
WEBインタビュー 写真家・高橋 宗正さん
被災者の“思い出”修復 -写真展「Lost&Found」-- 2012/02/08
被災者の“思い出”修復 -写真展「Lost&Found」-- 2012/02/08











































